今回の記事はTwitterのフォロワー(@27jutaku)さんからのリクエスト記事になります。
自分も前々からいつか記事に…と思っていた内容なので、キッカケをいただきまして、ありがとうございます。
新居でスマートホーム化にチャレンジしたいと思っている方で、照明をAlexaやGoogleHOMEなどの音声操作や
スマートフォンで操作したいと思っている方は多いのではないでしょうか?
実は自分の好きな照明や好きなスイッチを使いながら、家中の照明をアプリやアレクサで操作する方法があるって知ってました?
しかも、それが格安で導入できます。便利さとデザインと安さのすべてを兼ね備えた最強のスマートスイッチのご紹介です。
新居でスマートホームの導入を検討している方は、是非最後までお付き合いください。
家中の照明をスマート電球で操作?!
自分もいくつか使いましたが、いろんな面で欠点が多くてゴミに捨てました。
とても便利でどんな住宅にでも合わせられるスマートスイッチですが、
1点だけ大きなデメリットがあり、新築時の電気配線をする前から計画が必要になります。
とても大切なので、もう一度いいます。
今回、紹介する商品は新築時の電気配線工事をする前に計画が必要になります!!!
*後付け施工もできないわけではありませんが、圧倒的に手間とコストが変わるので、新築時にやってしまうのをオススメします。
今回の記事はこんな方にオススメです!
*スマートホームに興味のある方
*壁付けスイッチも使いながら、Alexaなどスマートスピーカーで操作したい方
*壁付けスイッチのデザインも便利さ両方を追求したい方
*スマートな見た目のスマートホームを実現したい方
*コスパよくスマートホームを作りたい方
普通ならできない間接照明やダウンライト、屋外灯などあらゆる照明がスマート化できます。
しかも、それが低価格で実現できます!
とにかく、スマートホームに少しでも興味ある方は是非、最後までお付き合いください。
スマートスイッチとは
スマートスイッチとは、スマートホームの中でも、スイッチをスマートホーム化するアイテムのことを指します。
スマート○○というワードは沢山ありますが、身近なものでは、スマートウォッチやスマートフォンなど、
時計や電話をインターネットネット回線に接続して、便利にしたものです。
最近では、スマートコンセントやスマート電球、スマートスピーカー、スマートロックなど様々なスマートホーム化アイテムがたくさんあります。
その中の一つがスマートスイッチです。
有名なものだとパナソニックの「アドバンスシリーズ」の「リンクモデル」は、
スマートホームに興味ある方はご存じの方もいるかと思います。
信頼のパナソニック製品ですので、今回、自分がご紹介するものではなく、
コチラを採用するのも良いと思います!
現在の製品は、スマートスピーカーに対応しているので、Alexaなどで音声コントロールすることも可能になっています。
なにより、日本メーカーの既製品になるので、施工会社さんの理解も得やすいと思います。
ではなぜ、自分はパナソニック製のスマートスイッチを採用しなかったのかを軽くご説明します。
その理由は2つあります。
1⃣ スイッチデザイン
1つ目が、スイッチデザインです。近未来的なスマートホームに合わせたようなシンプルなデザインで、
モダンなテイストの家にはとても馴染みがいいと思います。

しかし、自分の求めるデザインとは合いませんでした。
同じパナソニックなら下記の「クラシックシリーズ」のようなスイッチとして主張してくれるデザインが好みです。

残念ながら、パナソニックさんでは対応していなかったので、デザイン性で選ぶことができませんでした。
2⃣ 価格
2つ目は価格です。
先ほどのデザイン性も選ばなかった要因として、大きいですが、
価格を見てそれ以上に絶対導入できないと確信しました。

メーカーHPに希望小売価格がありますが、スイッチ1つで9,800円?!
980円の間違いではなくて??
これ、ネット通販の実売価格見ても相場は8,000円程度します。
家の中にあるスイッチを数えるだけで、ゾッとします…
これに調光付ともなれば10,000円以上…
デザイン性で採用しなかった!ではなく、価格的に採用できなかった!という方が正確かもしれません。
ちなみに同じくパナソニックの超王道のこちらのスイッチ

だいたい1つ500円くらいです。
ということで、パナソニック製は採用しませんでした。
「リンクモデル」を採用するorした富豪の方がいましたら、是非コメントください!
オススメ商品紹介
前置きが長くなりましたが、今回の本題のオススメのスマート照明化のアイテムを紹介したいと思います。
それがコチラの製品です。

「Sonoff」という中国メーカーの「Sonoff mini R2」という商品になります。
メーカーHPリンク
(英語なのでGoogle翻訳等でページを訳してください。)

商品概要
サイズ:42.6×42.6x20mm
入力:AC 100-240V 50/60Hz 10A Max
出力:AC 100-240V 50/60Hz 10A Max
Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n 2.4GHz
対応音声アシスタント:Amazon Alexa / Google Assistant
これをスイッチボックス裏に配線を接続することで、「sonoff mini R2」がwifiで接続されます。
「eWeLink」というアプリで接続しますが、「eWeLink」というアプリはアレクサアプリとも連携ができるので、
アレクサアプリのアプリ画面や音声操作をすることができます。
もちろん、壁付けスイッチも普通に使用できます。
壁付けスイッチがオンになっていようがオフになっていようがいつでもスマホから操作ができます。
階段などで使用される3路スイッチにも、もちろん対応しておりますのでご安心ください。
そして、重要なことなので、申し上げておきますが、
海外製品のため技適マークはございません。
技適ってなんぞやって方もいると思いますが、
日本で無線機器を使うには技適マークを付いたものを使用しましょうっていうルールになってます。
技適マークのないものは一切、使えないかと言われればそうではなくて、
「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」にネットからちょちょいのちょいっと総務省に申し込めば、
国内でも正々堂々と使用することができます。
詳しく説明しちゃうと話が長くなるので、割愛しますが、
難しいものでもないので、どうするかはお任せします!
え?!私はどうしているかって??そんなこと言わせないでください!!
世の中、中華スマホをはじめ色んなもので技適マークのないものもみんな普通に使っちゃってますよね…
知らずに使ってる人もいると思いますし…
価格
そして、肝心の価格です!!
パナソニックを価格で諦めて、こちらも高ければ意味がありませんので…
中国製品なので、アリエクスプレスやアリババなど中国系ネット通販からの購入がオススメです。
アプリから購入すれば若干変な部分もありますが、日本語翻訳された商品ページで購入できるんで簡単です。
自分が購入した時で送料込みで@700円/個くらいでした。
現在だと1,000円/個くらいで購入できるようです。
日本のAmazonでも、輸入販売している方がいるので、若干の割高感はあるかもしれませんが、
中国系通販に抵抗がある方はオススメです。
楽天やヤフーショッピングでも販売していますが、2,000円/個以上とぼったくり値段なので、個人的にはオススメできないです。
それでも安心に購入したいという方には良いかもしれません。
3,000円/個だとしても、パナソニックの10,000円とかに比べれば遥かに安くて導入しやすいですよね!
ちなみに海外通販あるあるですが、注文後の納期が普通に1ヶ月以上かかるので、
施主支給の場合は時間に余裕をもってかなり早めに注文しておいた方がいいと思います。
日本はスマートホーム後進国で、Amazonブランドの「ring」やGoogleHOMEなど、アメリカでは発売してるけど、
日本には入ってきてない製品もたくさんあります。
中国メーカーも様々なスマートホームガジェットが発売されているので、
これを機に中国系ネット通販にトライしてみるのも良いかもしれません。
メリットとデメリット
もう少し深掘りして、個人的に考えるメリットとデメリットを比較してみたいと思います。
メリット
*スマートスイッチの本体は外から見えないのでスマート
*壁付けするスイッチは好きなデザインを選べる
*壁付けスイッチと音声操作、スマホ操作、タイマーなど多彩な操作で照明コントロールできる。
*コンセント電源のON/OFFでも使用できる。
*究極は壁付けスイッチを付けないという選択肢も選べる
*3路や4路スイッチにも対応している
デメリット
*スイッチボックス裏に納めなければならないので、壁内に多少の空間が必要
*電気配線が増えるので、若干のコストアップの可能性もある。(ウチは電気屋さんのサービスで増額なしでした)
*技適認定がない
*Amazonなどでの国内流通が少なく、割高商品が多く、納期の時間がかかる
*認知度の低い特殊商品なので施工会社から取り付けを拒否されるリスクがある
個人的にはデメリットを上回るメリットがとにかく大きかったので、導入に至りました。
取り付け注意点
*壁付けスイッチ裏に取り付けるってどうゆうこと?
*電気配線工事をする前に事前に計画が必要ってどうゆうこと?
自分も今でこそ、電気工事士の資格を取得しているので、
どのようにすればよいかわかりますが、検討していた当時はさっぱりわかりませんでした。
できるだけ専門用語はなしにして、施工会社さんと相談する上で必要なことを簡単にお伝えしたいと思います。
必要なポイントは
*電気配線をコンセントと同じように1本足してもらう
たったこれだけです。
「Sonoff」にはコンセントと同じように電源を供給する必要があります。
通常の壁付けスイッチは、ブレーカーから電源をもらって、照明器具に電気を流しますが、
「Sonoff」に電源を供給するため、照明器具を介さないで、ブレーカーに電気を戻す配線が必要になります。
これを専門用語を使うと
「Sonoff」には中性線を入れる必要があるので、中性線をスイッチボックスに引っ張ってもらう必要があります。
といっても、設計段階で設計士さんには話しても理解してもらえないかもしれないので、
電気屋さんにこの回路図を見てもらえば一発だと思います。

もし、どうしても話がうまく伝わらないという方がいればご相談ください!
まとめ
新居に引っ越してから1年半以上が経過しますが、導入後に不満を感じたことは全然ありません。
むしろ、便利で毎日助かっています。
帰宅して手がふさがっててもとりあえず一言いえばパッと照明が点灯し、
夜更かしして、リビングで寝過ごしても、照明はタイマー設定で自動消灯で消し忘れなし
外からでも確認できるので、消し忘れも安心で、長期不在でも、外から照明を点灯できるので防犯にも便利
そんな商品が1個1,000円で導入できるってやらない理由がないです。
購入当時は情報も少なく、必死に探して何とか見つけて、電気のことも何もわからない状態で輸入し、
電気屋さんに取り付けしてもらって、通電確認とWi-Fi接続が確認できて、照明をオンオフできた時は最高に嬉しかった思い出です。
是非、みなさんも暮らしがちょっと豊かになるスマートホームを実践してみてはいかがでしょうか?
スマートホームにご興味がある方はコチラの記事も合わせて読んでみてください。
*スマートホームを目指している我が家がスマートホームの代名詞のスマートロックを採用しなかった理由
*格安の人気スマート温湿度計で外気温度を測りたい方はコチラ
SwitchBOTは良いんだけど、非防水なので基本的に屋外では使えないのですが…
外の温度と家の室温を見比べて外出先でエアコンを操作したりなど便利です!
今回も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
毎度毎度、5,000文字オーバーのヘビーな記事を読んでいただきまして、ありがとうございます。
どうしても情報量を詰め込む癖が御座いまして、読みずらいなどありましたら、遠慮なくご指摘お願いいたします。
逆に、情報量いっぱいで嬉しいなどのポジティブなコメントもいただけると嬉しいです!!!
コメント
はじめまして。
【すべての照明をスマートホーム化】三拍子揃ったオススメのスマートスイッチ
の記事を読んで導入したいと思い担当と相談しております。
担当の方から取説は付いているのか?と質問がありました。
よろしければ教えていただけないでしょうか?
コメントありがとうございます!
取り扱い説明書は拙い日本語も記載されているものが同梱されています。
配線図や取り扱いは理解できるくらいのものにはなっていると思います。
Twitterの方で取説の画像ツイートさせていただきますので、もしよろければ見てみてください。
取り扱い説明書ツイート
ご参考になれば幸いです。
はじめまして!とても記事参考になりました。
mini r2, スイッチ裏の埋め込みスイッチボックスの中に格納されたのかなと思うのですが、こちらスペースは十分でしたでしょうか?
というのも、mini r2の大きさ的に、標準で使われるようなスイッチボックスの中には格納できないような気がしまして。こちらもしよろしければ、お使いになった埋め込みスイッチボックスの品番などご存知でしたら、ご教授いただけますででしょうか?
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、埋め込みの際にはBOXに収まりきらないので、ボックス正面を切り欠いて奥行を無理やり作って埋め込むようにしました。
ご丁寧にお返事ありがとうございます!
なるほど!
たといえば以下みたいなボックスの奥側の面をくり抜くことでスペースを確保されたということですかね?
https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/222004913621/?HissuCode=CDO-4A
その加工は、ご自身でされたのでしょうか?それとも工務店様がされたのでしょうか?